「角館武家屋敷・岩橋家/小田野家」(県指定史跡)「たそがれ清兵衛」の撮影場所です。
2018年9月20日16時30分
角館武家屋敷・石黒家を出て次の武家屋敷、秋田県指定史跡岩橋家(いわはしけ)
に到着します。
岩橋家も芦名氏の重臣で、芦名氏が絶えた後に佐竹北家に仕えた家柄です。
屋敷は江戸時代末期に改造、屋根も茅葺きから木羽葺きに変えられ現在の形になりました。角館の中級武士の屋敷として、間取りなどに典型的な形を残しています。
「たそがれ清兵衛」の撮影場所です。入館料は無料でした。
中級武士の館なので敷地もそんなに広くありませんでした。
この屋敷も保存状態の良い質素な作りの武家屋敷でした。
岩橋家のシンボル、樹齢300年以上の天然記念物の柏の木です。
柏の木の横に、ひっそりと、とても小さな神社もありました。
次の館に移動する前に、もう一度岩橋家のお屋敷を ( -_[◎]oパチリ
次の屋敷は秋田県指定史跡小田野家(おだのけ)に到着します、入館料は無料でした。
小田野家は、今宮氏の配下から佐竹北家の家臣となった家柄です。
小田野家は、武芸の指南役として仕官します。かつては門を入った右側に道場がありました。伝統的な庭園が特徴の中級武士の屋敷です。
武家屋敷、小田野家に別れを告げて知恵の待つ愛車に戻ります。
帰る頃には女性の車やさんも半額セールです。
この日最後の仕事に気合が入っているようでした。
途中お土産店を見ながら行くと、一人の小柄な女性が声をかけます。
女性「何処から来たのですか?」
僕 「道東」
女性「何処に向かうのですか」
僕「会津から秋田経由で道東に帰るところ」
女性「ああ、会津の人なんだ。私以前郡山で売り子として働いていたの」
僕は思いました。ここで説明していると日が暮れそうな気がしました。
ことばの壁が二人を邪魔していると気が付いたのです。
僕も彼女も癖のある方言の気がしました。
僕「はい、会津です。元気で働いてください。」
女性「ありがとう」
かくして明るいうちに知恵の待つ愛車に戻ります。
今思うと、彼女から土産の一つでも買えばよかったかな後悔しています。
念願の角館武家屋敷の記事が無事書き終える事が出来ました。
長い時間のお付き合い ありがとうございました。<(_ _)>